ブロンソンがカッコイイ
あらすじ
雨の中、得体のしれない男が町へ降り立つ。
その男が行方不明になったことで、新妻のメランコリーは殺人事件に巻き込まれる。
そこへ現れたドブスという正体不明の男が、メランコリーが殺人事件のカギを握っているとにらみ
しつこく付きまとい始める。
感想
サスペンス映画ですが、観終わればお洒落な印象です。
冒頭、ラスト主題曲が名曲で、物語の雰囲気を一気に上げてくれます。
ドブスとメランコリーの掛け合い、2人の微妙な距離が縮まっていくさま。
ラスト、ドブスが殺人の証拠と持って現れるところは、メランコリーの絶望の表情と相まって、屈指の名シーンです。
メランコリー役の女優さんは、最初は特にかわいくも感じないのですが、話が進むにしたがってどんどん魅力的に、
ドブスもどんどんカッコよくなってきます。
最後のくるみのシーンは、ドブスのチャーミングな演技も含め、とてもお洒落な余韻の残るもので、哀愁感のある
主題曲と併せ、この映画を忘れられないものにしています。
いい映画を観たなーと感じます。
ちなみに私、凄く好きな映画で、30回程観ています。
まさに名画です。